ボイスキャディA2とボイスキャディT8の機能を比較

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ボイスキャディA2とボイスキャディT8の機能を比較

2021年4月末にボイスキャディから『ボイスキャディA2』と『ボイスキャディT8』が同時発売されました。
どちらも腕時計型GPSゴルフナビで機能も豊富。今回はこの2機種の機能を比較してみます。

形状 外観の比較

ボイスキャディA2とT8の外観の比較

サイズはカタログ表示だと若干の違いはあるものの、並べてみると殆ど同じ。重量はT8が47.5g、A2が50.5gと表記通り。

外観はT8が黒の本体にブロンズのベゼル。A2が白の本体に黒のベゼルとなっています。

サイズは同じと見ても、デザインの好みは分かれそうです。

画面操作の比較

両機種ともに画面タッチ&スワイプで操作します。

ボイスキャディA2とボイスキャディT8の操作方法の比較

A2は左右に4つボタンがあり、画面タッチ操作に加えボタンでも操作。対して、T8は殆どの操作を画面のタッチ&スワイプで行います。右にある竜頭は電源のオン/オフとモードの終了時に使います。

機能比較

ボイスキャディA2とボイスキャディT8の機能比較表

まずは、両モデルに共通した機能をみてみます。

コースレイアウト表示

コースレイアウトは両ナビ共にフルカラー表示。ボイスキャディT8は左下方にある『+』『-』アイコンで拡大・縮小を行います。

何も操作しないと節電のため、数秒でバックライトが消灯。T8はパネルをタッチするだけで即点灯。A2は左上のボタンを押して点灯されます。ここはA2もパネルタッチで点灯してほしかったところです。

グリーン形状&アンジュレーション

ボイスキャディA2とボイスキャディT8のグリーンアンジュレーション画面

グリーン形状の表示とアンジュレーションを色分けで表示。T8は左下方にある『+』アイコンをタップでグリーン画面の拡大が行えます。

加えてT8は傾斜を矢印でも表示。傾斜がきついほど矢印も大きくなるようです。

アクティブエッジ

どちらもアクティブエッジ機能を搭載していますが、A2はグリーンの表示が固定に対し、T8はプレイヤーの位置から見たグリーン形状を表示。したがってプレイヤーの位置によって表示グリーンが回転するようになっています。

ボイスキャディA2
ボイスキャディT8

高低差計測&補正距離

直線距離と高低差を考慮した打つべき距離を独自の『Vアルゴリズム』で算出して案内。

ボイスキャディA2とボイスキャディT8のVアルゴリズム
https://www.voicecaddie.jp/

もちろん、競技会等に使用出来るように高低差計測をオフにする「トーナメントモード」を搭載。設定から切り替えられます。

3点間距離表示

ボイスキャディA2とボイスキャディT8の3点間距離表示

画面タッチにより、現時点からタッチした地点とタッチした地点からグリーンまでの2つの距離を同時に表示。レイアップには非常に強い味方になります。

ボイスキャディA2はカタログでは「ハザードの距離表示は無し」となっていますが、コースレイアウト画面でバンカーや池などをタッチすることによってハザードまでの距離が案内されます。

オートスコアリング

ナビ本体がショットを感知して自動でスコアリングする機能。
ホール移動の際に記録され修正も可能。T8はアプリと連携してプレーログを保存することも可能となっています。

ボイスキャディT8のアプリ連携

僕なんか前の組を待つ間に落ちている松ぼっくりを打ったりすることがあるけど、それをショットとしてカウントすることもあるんだな。逆に短い距離のアプローチなんかはカウントされない場合もあるしね。
修正が出来るけど、僕は「カードに手書き」という方が早いからこの機能は使わない事が多いな。

ボイスキャディT8だけの機能

バーチャルAi

プレイヤーの位置をAiが判断。その場に必要な画面を自動で表示するというもの。

ボイスキャディT8のバーチャルAi

ティーグラウンドならコースの全体像やハザードまでの距離、ドライバーの落とし所などを表示。
ショットの後には直前のショットのスイングテンポを表示。
セカンド地点ではピンまでの距離やグリーンアンジュレーションなどのコースマネジメント情報を。
グリーン上ではパットビュー機能を表示といった具合です。

また、ショットの後には直前のショットのスイングテンポも表示します。
もちろん、通常の画面でもプレー出来るようにバーチャルAi機能のオン/オフ切り替えも可能

パットビュー

グリーン上で、ボールとカップまでの距離と高低差を案内する機能。

ボイスキャディT8のパットビュー

ボールの位置で『ボールアイコン』をタップ。次にカップに位置で『ピンアイコン』をタップ。これでボールとカップの位置から距離と高低差を表示するというもの。
この機能だけでもT8を選ぶ人も多いのではないかと思います。

ピンポインティング

ボイスキャディT8のピンポインティング

コースレイアウト画面やヤーデージ画面で、右上にある『ピンポインティングアイコン』をタップすると、ピンの方向を指す矢印と距離を表示。
ドッグレッグなどのブラインドホールでも、いつでもピン方向が分かる機能です。

フィットネスモード

ボイスキャディA2とボイスキャディT8のフィットネスモード

A2は常駐の歩数計のみ。
A8は同じ常駐の歩数計の他、ウォーキングやサイクリング、ジョギングの3つが行えるフィットネスモードを搭載。こちらはGPSと接続して行うので、距離や平均ペース、消費カロリーなどの細かな計測が可能。フィットネスログも保存可能となっています。

A2かT8 どちらかといえば?

こうしてみると、T8は最上位機種として多くの機能があるのがわかります。が、A2も決して劣っているわけでもないですね
グリーンアンジュレーションやアクティブグリーンビュー、高低差に補正距離、3点間距離など、従来のGPSゴルフナビと比べるとフラッグシップモデルといってもいいくらいの機能を搭載しています。

プレーログも必要ないから「アプリと連携しなくとも良い
自分で操作するから「バーチャルAIもいらない
スマートウォッチがあるから「フィットネスモードはいらない

となるとA2でも十分だと思いますが、やはり一番気になるのは『パットビュー』機能ではないでしょうか。それほど『パットビュー』機能というのは魅力を感じるのですが、皆さんはどう判断するのでしょうか。

気になる価格ですが、発売から1ヶ月、2021年5月末の時点では、T8が39,600円でポイントバックを考慮すると35,000円前後。A2が29,700円でポイントバックを考慮すると25,000前後で購入できそうです。

ボイスキャディA2
ボイスキャディT8

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