2023年1月にグリーンオンの最新モデル『ザ・ゴルフウォッチA1-Ⅲ』が発売されました。
初代のザ・ゴルフウォッチA1が2018年の1月、2代目A1-Ⅱが翌年の2019年の12月。それから約3年ぶりのモデルチェンジ、というかバージョンアップといった方がいいかもしれません。
3年の間が空いたのは、やはりコロナが影響しているのでしょうね。
早速、前モデルのA1-ⅡとA1-Ⅲの外見を比較
サイズ等はほぼ同じくらい。大きく変わったのは液晶タイプで、従来の反射型液晶から有機ELタッチディスプレイになったところでしょうか。
A1-Ⅲでは、最近のトレンドに合わせた機能が気になるところですが、もともと、前モデルのザ・ゴルフウォッチA1-Ⅱにしても、「これ以上何が必要か?」というくらいの多彩な機能を搭載したモデルでした。以下が主な機能です
- グリーンまでの距離表示F/C/B
- ハザード表示
- 高低差&目安距離
- 飛距離計測
- グリーンレイアウト表示
- グリーンアンジュレーション表示
- 同心円表示
- オートショット機能
- ショット履歴
- ピンポジション設定
- グリーン方向表示
- オールインワン画面
- アプローチアンジュレーション表示
- スイングチェック
- GPSロガー機能
など。
これだけ機能を搭載しても、まだバージョンアップする余地があるというのですから驚きです
次に新たにA1-Ⅲに加わった機能を紹介します
新たにA1-Ⅲに加わった機能
有機ELタッチディスプレイ
グリーンオン初の有機ELタッチディスプレイを搭載。
見やすさは価値!という鮮明画面にタッチディスプレイで操作性も向上
反射型と有機ELはどう違うの?
反射型液晶は、パネルの向こう側に光を反射する反射板を置き、この反射板で反射した外光により表示を行う方式
対して有機ELの場合は外部の光を使わずに自身が発光。綺麗な発色で解像度の高く視認性にすぐれています。消費電力が低く抑えられるのでバッテリーの負担が少なくなるといった特長があります
最近、レーザー距離計にも採用されだしたOLEDディスプレイと同じで、こちらは赤緑の2色OLEDですが、回りの環境に左右されず見やすい画面となっています。
スマートグリーン(アクティブエッジ)
グリーンビュー画面で、プレイヤーの位置から見たグリーン形状を表示。
イメージとしてはこのような感じです
アクティブエッジに関してはこちらの記事を参考に
レイアップ機能(3点間距離表示)
A1-Ⅲに、レイアップ機能(3点間距離表示)が加わりました。
タッチパネルになって、画面上をタッチするだけで、レイアップしたい距離と残り距離を表示します。
3点間距離表示についてはこちらの記事を参考に
A1-ⅡとA1-Ⅲの大きな違いは以上の3つが挙げられます
アクティブエッジ(スマートグリーン)と3点間距離表示は、やっぱり最近のGPSゴルフナビでは必須機能かな
逆にA1-ⅡからA1-Ⅲになって無くなった機能は?
逆にA1-Ⅱから引き継がなかった機能としては、同心円を含むオールインワン画面
A1-Ⅲでは、タッチパネルになって、画面のスワイプだけで見たい画面に切り替えられるようになったこと。小さな画面に多くの情報があるより、すっきりした画面をサッと出せるようになったので逆に良くなったと思います
ザ・ゴルフウォッチの「A1」は、もともとオールインワンということで、1画面ですべてが判るということだったような・・・
A1-Ⅲでは「すべての機能が一つのナビに搭載された」という感じかな
価格は?
メーカー小売価格はA1-Ⅱが41,250円。A1-Ⅲが59,840円となっています。
2019年モデルのA1-Ⅱは今ではポイントバック等を加味して、実質35,000円程で購入できるようです。
NewモデルのA1-Ⅲは、発売間もないこともあり、ポイントバックなどを加味すると、55,000円前後。2023年1月末で最安値のショップでも実質51,000円台でした。
以上、ザ・ゴルフウォッチA1-ⅡとA1-Ⅲの違い、機能などの比較を紹介してみました。