パッティングにお悩みの方に、ちょっと面白いパター練習機を紹介します。
ハイブリッドパター「師匠」
何が面白いかというと、パターにカメラとCPUが組み込まれているんですね。
グリップの所にカメラがあって、ヘッド内部にCPU。フェイス向きを知らせるLEDランプがパターヘッドについてます。
どうやって使うかというと、まず、普通にパットをするように構えたら、「師匠」の電源をオン。
すると、カメラがカップを捉え、CPUが位置と距離を認識します。これが「ロックオン」機能と呼ばれるもの。
そして、CPUと同期したLEDランプがカップ位置に対してのフェイス向きを教えてくれるのです。
ランプが真ん中にあればフェイス向きはカップに真っ直ぐ向いていると言う事。
これで真っ直ぐストロークすればカップイン間違いなしというわけですね。
「師匠」がパター上達機と言われる訳は?
カメラでカップを認識してフェイスをスクエアにセット出来たら後は、その距離なりに真っ直ぐ打てばカップインできますね。でも、それは平らな所での事。
実際のグリーンでは芝目や傾斜で左右に曲がったりしますね。当然、芝の読みやストロークの加減が必要になってくるんです。
「じゃあ実際には使えないじゃない」と言われるかもしれませんが、そうでは無いんです。「師匠」がパター上達機と言われる所以はフェイスをカップ(ターゲット)に真っ直ぐにセット出来る事。つまり、スクエアに向いたフェイスに、スタンスや体のラインを合わせれば全体がスクエアになるんですね。全体がスクエアになったら実際に打ってみる。それで入らなかったらラインの読み違い、あるいは、押し出したり引っ掛けたりしているわけですから再度打ち直して練習するわけです。
普通のパターでの練習ですと、カップに入らなかったら、読みが違っていたのか、ストロークが悪かったのかとか、原因が掴みづらいですよね。「師匠」で練習すれば、フェイスの向きや体の向きはスクエアという前提ですので、カップに入らなかった原因が解りやすいのです。
スクエアの感覚を体で覚えることが大事
アマチュアゴルファーの87%が真っ直ぐ構えていないといわれています。
確かに、自分ではわかりませんが、他の人を見ていると最初から左右どちらかに微妙に向いているのを見かけます。
パットに限らず、ティーショットでも同様。打ち上げや打ち下ろし、広々とした周りの景色などに影響されてくるのかもしれません。
「師匠」ではターゲットに対して、真っ直ぐにフェイスを合わせられるので、何度か練習していけば「真っ直ぐ構える」という感覚が体で覚えられると思います。スクエアという感覚を体で覚えられれば、どんなショットでもスクエアに構えられるのではないでしょうか。