グリーンアンジュレーションを表示するGPSゴルフナビ

PR ゴルフナビ豆知識

グリーンアンジュレーションを表示できるGPSゴルフナビ

GPSゴルフナビのグリーンアンジュレーション機能

GPSゴルフナビを使ってみて、「全てのGPSゴルフナビに搭載されていればよいな!」と思った機能に『グリーンアンジュレーション表示』があります。

グリーンの傾斜を高いほど赤、低いほど青と色分けして表示。登山の標高マップと同じようです。

グリーンアンジュレーションが判るメリットはパッティングよりもアプローチにあると思います。

グリーンのどのあたりに落とせば次のパットが優しくなるのか、ショートホールでの狙い目とかが明確になります。

キャディさんが言う「グリーン奥が下っているから手前からね・・・」とか「傾斜で左に流れるから右狙いで・・」といったことが、初めてのコースでもナビを見ただけで判るのです。

グリーンアンジュレーション表示機能搭載モデル

2024年8月現在、グリーンアンジュレーションを表示するGPSゴルフナビは以下のモデルがあります。

img Maker Model name release date
Voice Caddie ザ・ゴルフウォッチ A1-Ⅱ 2019年12月
Voice Caddie ボイスキャディ A2 2021年4月
Voice Caddie ボイスキャディ T9 2022年4月
ゴルフバディ ゴルフバディ aim W12 2022年12月
グリーンオン(マサ) ザ・ゴルフウォッチ A1-III 2023年1月
テクタイト ショットナビ インフィニティ INFINITY 2023年3月
ガーミン ガーミン Approach S70 2023年5月
テクタイト ショットナビ エボルブ プロ タッチ 2023年5月
テクタイト ShotNavi ショットナビ AIR EX 2023年7月
VoiceCaddie ボイスキャディ A3 2023年9月
VoiceCaddie ボイスキャディ T-Ultra 2023年10月
テクタイト ショットナビ クレスト2 2023年12月
テクタイト ショットナビ エクシード EXCEEDS 2024年2月
グリーンオン ザ・ゴルフウォッチ GS501 2024年5月
テクタイト ショットナビ エボルブ α 2024年6月
テクタイト ショットナビ エボルブ SE 2024年6月
テクタイト ショットナビ インフィニティ タッチ 2024年8月
VoiceCaddie ボイスキャディ T11 PRO 2024年9月

グリーンアンジュレーションを表示するGPSゴルフナビは日本では2019年モデルのザ・ゴルフウォッチA1-Ⅱが最初かと思うのですが、以外にもその後の搭載モデルがわずかしか登場しませんでした。

多分にコロナの影響もあるかと思いますが、コロナも少し落ち着いた2023年になってからは、グリーンアンジュレーション搭載モデルが8モデルも登場しています。

おそらく、これからのGPSゴルフナビにおいては、グリーンアンジュレーション表示機能の搭載は当たり前になってくるのだと思います。

ひとくちに、グリーンアンジュレーション表示 といっても、メーカー各社のモデルによって多少の違いもありますので、まずは、メーカー別にみてみます

グリーンオン(旧 MASAマサ)

2019年モデルのザ・ゴルフウォッチA1-Ⅱ

THE GOLF WATCH A1-II

グリーンアンジュレーションを表示するGPSゴルフナビを日本で見たのは、このモデルが最初だったように思います

■ ザ・ゴルフウォッチA1-Ⅲ

2023年1月、3代目となるザ・ゴルフウォッチA1-Ⅲが登場。前モデルのA1-Ⅱからグリーンアンジュレーション表示機能などを引き継ぎながら、タッチパネルや3点間距離計測、アクティブエッジなどの機能を新たに搭載してきました

ザ・ゴルフウォッチA1-Ⅲ

グリーンのアンジュレーションに加え、グリーン周りのアンジュレーションも表示します。

■ ザ・ゴルフウォッチ GS501 

2024年5月には「ザ・ゴルフウォッチGS501」が登場

 

AMOLED(有機EL)高精細ディスプレイを採用し、圧倒的な視認性と高レスポンスを実現しています。

VoiceCaddie

ボイスキャディA2はザ・ゴルフウォッチA1-Ⅱ同様、アンジュレーションを色で表示

アクティブエッジにも対応しています。

ボイスキャディA2

そして2023年9月にグレードアップ版ともいえる『ボイスキャディA3』が登場

A2の機能などはそのまま引き継ぎ、コースレイアウトの拡大表示機能や、左右グリーンの切り替え機能など、使い勝ってが向上しました。

ボイスキャディ T9 も同様にアンジュレーションを色で表示

更に起伏の強弱を矢印で表示します。

ボイスキャディT9

また、アクティブエッジにも対応しており、プレイヤーの位置に正対するように画面のグリーンが回転します。

そして2023年10月、T9のバージョンアップ版になる『ボイスキャディT-Ultra』が登場。

T9の後継機でT10となるT-UltraではT9の機能は殆ど引き継いで、以下のような改善・追加機能を搭載しました。

  • 前回の当該ホールのプレー履歴がプレーバックできる『フラッシュバック機能
  • オートチェンジビュー機能はV.AI3.0からV.AI3.5とグレードアップ
  • グリーン形状のサイズが4段階に表示が可能
  • グリーンアンジュレーションの色分けが11段階から、T-Ultraでは58段階で表示

更に2024年9月にボイスキャディTシリーズの11代目となる ボイスキャディ T11 PRO が登場

前モデルのT-Ultraの機能を引き継ぎながら、新たな機能として

  • スロープガイド/パットガイド
  • 目標地点への推奨番手
  • コース上の風向/風速表示
  • 現在位置からグリーン方向を指すピンポインティング
  • ナビの設定やカスタマイズが行えるカスタムUI/UX

などが搭載されました

スロープガイド パットガイド グリーン拡大

ゴルフバディ

■ ゴルフバディ aim W12 も色でグリーンアンジュレーションを表示

ゴルフバディ aim W12

こちらもアクティブエッジに対応しており、ピンを中心に縦横の十字線で確認ができます。

テクタイト ショットナビ

■ ショットナビでは、2023年以降のモデルには全てグリーンアンジュレーション表示機能を搭載しています。

グリーンビュー表示で、グリーンの起伏を色で表示。
また、プレイヤーの位置からみたグリーン方向にグリーンセンター、フロントエッジ、バックエッジまでの距離や奥行き/幅を表示します

2023年モデルの「ショットナビクレスト2」以降のモデルはプレイヤーの位置によって画面のグリーンに正対するように自動回転します

『ショットナビ インフィニティ』と『ショットナビ AIR EX』は画面の回転は無いが十字線を表示

ガーミン

ガーミン Approach(アプローチ) S70でもグリーンアンジュレーション表示機能が登場

Approach S70

こちらは『Garmin Golf Membership』の会員になる必要があり、サブスクリプションの契約が必要です。

機能比較

モデル名 タッチパネル アクティブエッジ グリーン回転 パットシミュレーション
ザ・ゴルフウォッチ A1-Ⅱ        
ボイスキャディ A2 O O    
ボイスキャディ T9 O O O O
ゴルフバディ aim W12 O O O  
ザ・ゴルフウォッチ A1-III O O O  
ショットナビ インフィニティ   O    
ガーミン Approach S70 O      
 エボルブ プロ タッチ O O O O
ショットナビ AIR EX O O    
ボイスキャディ A3 O O    
ボイスキャディ T-Ultra O O O O
ショットナビ クレスト2   O O  
ショットナビ エクシード O O O O
ザ・ゴルフウォッチ GS501 O O O  
ショットナビ エボルブ α   O O  
ショットナビ エボルブ SE   O O  
ショットナビ インフィニティ タッチ O O O O
ボイスキャディ T11 PRO O O O O

全てのモデルでグリーンアンジュレーションを色で表示しますが、以下のモデルは、傾斜方向を矢印でも表示します。

操作

ボタン操作は『ザ・ゴルフウォッチ A1-Ⅱ』『ショットナビ インフィニティ』『ショットナビ クレスト2』『エボルブα』『エボルブSE』の5モデル。他のモデルはタッチパネル操作になります

アクティブエッジ

2019年モデルのザ・ゴルフウォッチ A1-ⅡとガーミンApproach S70以外は、すべてアクティブエッジに対応。

プレイヤーの位置から見たグリーンエッジやバックの距離を案内します。

ナビのグリーン画面が、プレイヤーの位置に正対するように自動回転して表示するモデルと、十字線やポイントを表示するモデルがあります。

ボイスキャディ T9やT-Ultra T11PRO、ショットナビやザ・ゴルフウォッチA3などがプレイヤーの位置によって画面のグリーンが回転します。

ボイスキャディのA2とA3はプレイヤーの位置から見たグリーンエッジにポイントで表示。

ショットナビのインフィニティやAirEXなどはプレイヤーの位置からの十字線が表示されます

画面上のグリーンが自動的に回転してくれる方が、「パッと見」で、わかりやすいと思いますが、グリーン画面が固定のモデルでも、ポイントを手前にしたり、十字線のモデルは方向戦をまっすぐグリーン方向に傾ければ回転するモデルと同じになります。ひと手間といったところでしょうか

パットシミュレーション

グリーン上で、任意の地点(ボールのある位置)をタップすると、その地点からピンまでの距離と高低差を表示します。

この機能を搭載しているのは、ボイスキャディのT9とT-Ultra T11 PRO、ショットナビからはエボルブプロタッチとエクシード インフィニティタッチの6モデルのみ

実勢価格

2024年8月現在、Yahoo!・amazon・楽天で、ポイントバックを考慮した実質価格です。日々の変動はありますが、おおよその目安とみてください。

当サイトで紹介したGPSゴルフナビで見ると、2022年に登場したモデルが12モデル。そのうちグリーンアンジュレーション表示機能を搭載したモデルは『ボイスキャディ T9』と『ゴルフバディ aim W12』の2モデル。それが2023年になると、10モデル中9モデルにグリーンアンジュレーション表示機能が搭載されるようになりました。

もはや、グリーンアンジュレーション表示機能はあたりまえのように搭載される時代になったかなと思います。

各メーカー様に期待します

-ゴルフナビ豆知識
-