最近のGPSゴルフナビの主流は腕時計型になってきたようです。
少し前までは、腕時計型のGPSゴルフナビといえば、グリーンまでの距離を表示するだけのシンプルな機能だったのですが、いまではコースレイアウトを表示したり、高低差を計測したりと、多くの機能が搭載されるようになってきました。
今回は、そんな腕時計型のGPSゴルフナビを様々な角度から比較検討してみようと思います。
本体の大きさと重量は?
夏場の半袖ならいいが、時計をはめると、長袖の袖ぐちに引っかかるというのがイヤという人が多いですね。なるべくなら付けているのも忘れるくらいの薄さが良いと思います。
腕時計型のGPSゴルフナビの場合、本体の厚みは10mm~17mm位です。最も薄い機種がゴルフバディの「スマートゴルフGPSウォッチ WTX」で10mm。最も分厚い機種がテクタイトの「ショットナビ W1-FW」で17mmとなっています。
本体の厚みが小さい順では以下の機種です。
機種名 | 厚み(mm) | |
---|---|---|
スマートゴルフGPSウォッチ WTX | 10.0 mm | |
YG-WatchF ウォッチFine | 11.0 mm | |
ガーミン Approach(アプローチ) S20J | 11.3 mm | |
ザ・ゴルフウォッチプレミアム | 11.8 mm |
時計の厚みも気になりますが、重量も気になります。
ゴルフクラブにしても、ヘッドに数グラムの重りをつけただけでバランスが変わります。腕とはいえ、そこに50~60グラムの時計をすれば少なからず影響があると思うのです。ですから、なるべくなら軽い機種を選びたいと思います。
現在、一番軽い機種は、ゴルレボの「ボイスキャディ B1」で、なんと 29g。これは特別でしょうか。最も重い機種だと、同じゴルレボの「ボイスキャディT2」で76.0gとなっています。
以下は本体重量が軽い機種です
機種名 | 重量(g) | |
---|---|---|
ボイスキャディ B1 | 29.0 g | |
Approach(アプローチ) S20J | 42.2 g | |
Approach(アプローチ) S6J | 46.6 g | |
イーグルビジョン ウォッチ3 EV-616 | 48.0 g | |
イーグルビジョン ウォッチ4 EV-717 | 48.0 g |
高低差計測が出来る腕時計型GPSゴルフナビ
GPSゴルフナビでも、高低差計測が出来る機種が徐々に多くなってきましたが、腕時計型のGPSゴルフナビでも高低差計測の機能が搭載されるようになってきました。
2018年3月現在、腕時計型のGPSゴルフナビで高低差計測が出来る機種は以下です。
機種名 | |
---|---|
イーグルビジョン ウォッチ3 EV-616 | |
イーグルビジョン ウォッチ4 EV-717 | |
ガーミン Approach(アプローチ) S60 | |
ザ・ゴルフウォッチプレミアム | |
ザ・ゴルフウォッチ A1 | |
ユピテル YG-Watch A | |
YG-BraceletBLE (ブレスレット) |
全て高低差を計測出来ますが、機種やメーカーによって計測方法に若干の違いがあります。ユピテルは「どこでも高低差」、朝日ゴルフ用品は「気圧センサーで計測」とか。
こちらの記事にまとめてありますので参考にしてください。
腕時計型GPSゴルフナビの連続使用時間は?
腕時計型のGPSゴルフナビですから、バッテリーの小ささは想像できますね。メーカーの仕様書を見ても、連続使用時間は8~10時間となっています。それも「最大」ですからね。使い方によっては表示以下ということも考えられます。
なるべくなら、連続使用時間の長いもの、一回の充電で1日のラウンドに耐えられる機種がほしいですね。
最も最大使用時間が長いGPSゴルフナビは、グリーンオンの「ザ・ゴルフウォッチプレミアム」で16時間。次がガーミンの「ガーミン Approach(アプローチ) S20J」で15時間となっており、この2機種以外は8時間~10時間となっています。
長く使っていると、バッテリーの劣化により、この数値がもっと小さくなっていく事を考えると、もう少し連続使用時間を長めにしてほしいところですね。
コースレイアウトを表示する腕時計型のGPSゴルフナビ
スマホのようなレイアウト表示型のGPSゴルフナビほどでは無いですが、腕時計型のGPSゴルフナビでもコースレイアウトを表示する機種が登場してきました。
腕時計の小さな画面にコースレイアウトを表示するのですから簡易的なのは致し方ないですが、それでもコースの全体像を把握しておくとコースマネジメントに有利です。
2018年3月現在、コースレイアウトを表示する腕時計型GPSゴルフナビは以下の5機種です。
機種名 | |
---|---|
ガーミン Approach(アプローチ) S6J | |
ガーミン Approach(アプローチ) S60 | |
ザ・ゴルフウォッチプレミアム | |
ザ・ゴルフウォッチ A1 | |
スマートゴルフGPSウォッチ WTX |
更に、同心円も表示してくれるのが
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- グリーンオン ザ・ゴルフウォッチ A1
- グリーンオン ザ・ゴルフウォッチプレミアム
- ゴルフバディ スマートゴルフGPSウォッチ WTX
の3機種となっています。
タッチパネルの腕時計型GPSゴルフナビは?
小さな画面でも、スマホのようにパネルをタッチして操作できる機種もあります。
機種名 | |
---|---|
ガーミン Approach(アプローチ) S6J | |
ガーミン Approach(アプローチ) S60 | |
ゴルフバディ スマートゴルフGPSウォッチ WTX |
全てカラータッチパネルとなっています。
コースレイアウトも表示できますし、ピンポジションの登録などは、視覚的に設定できるのが良いと思います。
コースレイアウトも表示できますし、ピンポジションの登録などは、視覚的に設定できるのが良いと思います。
腕時計型GPSゴルフナビの価格は?
2018年3月現在、最も安価で購入出来るのは12,000円前後で以下の3機種
機種名 | 最安値 | |
---|---|---|
ユピテル YG-BraceletBLE (ブレスレット) | 12,620 円 | |
ゴルレボ ボイスキャディT2 | 12,690 円 | |
イーグルビジョン ウォッチ3 EV-616 | 12,800 円 |
腕時計型のGPSゴルフナビの平均は21,000円前後となっています。
逆に
3万円を超えそうな機種は以下の4機種は
機種名 | 最安値 | |
---|---|---|
ガーミン Approach(アプローチ) S6J | 30,680 円 | |
ザ・ゴルフウォッチプレミアム | 31,860 円 | |
ザ・ゴルフウォッチ A1 | 37,800 円 | |
ガーミン Approach(アプローチ) S60 | 46,480 円 |
価格と機能は比例するようですね。
最後に
3~4年前では、「距離さえわかればいい」といった腕時計型GPSゴルフナビも、様々な機能が搭載されてきたのが分かっていただいたと思います。
大事なのは、自分にはどんな機能が必要なのかを、ご自身のゴルフスタイルから考えてみることだと思います。
競技会に参加するなら高低差計測機能はいらないし、コースマネジメントを重視するならレイアウトを表示する機種を選ぶとか。
最後までお付き合いしていただき有難うございました。是非、この記事を参考にして楽しいゴルフライフをお楽しみください。