GPSゴルフナビに必要な機能

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GPSゴルフナビに必要な機能 2023年

ほんの数年前は、GPSゴルフナビといえばグリーンまでの距離を表示するのがメイン。コースレイアウトを表示するナビなどは、各メーカーのフラッグシップモデルとなっていたと思います。

それが今ではコースレイアウトは当たりまえ、高低差やグリーンアンジュレーションまでも表示。おまけにゴルフナビなのにスマートウォッチの機能までも搭載するようになっています。

機能が多彩になってきて、いざGPSゴルフナビを選ぼうとしても、どれを選んで良いのかわからなくなってきますね。

GPSゴルフナビにオススメの機能

そこで、個人的にですが、『GPSゴルフナビにあったら良い!』と思う機能を紹介します。

オススメの機能は以下の5つです

高低差計測&推奨距離

いまでは殆どのモデルに高低差計測機能が搭載されています。また、競技でもナビが使えるように、高低差計測の使用/不使用の切り替えが出来るようになっています。

多くのナビで、直線距離と高低差を考慮した「打つべき推奨距離」を表示する機能(補正距離ともいいます)も搭載されています。これは各メーカー独自に推奨距離算出のアルゴリズムを持っているようです。

参照:VoiceCaddieT9 https://www.voicecaddie.jp/product/detail/100022770

また、推奨距離に加え推奨番手も案内するモデルもあります。

事前に番手ごとの飛距離を登録しておけば、打つべき距離に合った番手のクラブを案内します。
2024年8月現在、推奨番手を案内するナビは以下のモデルがあります。

img Maker Model name release date
ガーミン ガーミン Approach S62 2020年4月
テクタイト ショットナビ W1エボルブ (ShotNavi W1 Evolve) 2020年10月
テクタイト ショットナビ クレスト 2021年5月
テクタイト ショットナビ HuG Beyond Lite 2021年8月
テクタイト ショットナビ グランツ 2022年8月
テクタイト ショットナビ Evolve PRO エボルブ プロ 2022年11月
テクタイト ショットナビ インフィニティ 2023年3月
ガーミン ガーミン Approach(アプローチ) S70 2023年5月
テクタイト Evolve PRO Touch エボルブ プロ タッチ 2023年6月
テクタイト ショットナビ クレスト2 2023年12月
テクタイト ショットナビ エクシード 2024年2月
グリーンオン ザ・ゴルフウォッチ GS501 2024年5月
テクタイト ショットナビ エボルブ α 2024年6月
テクタイト ショットナビ エボルブ SE 2024年6月
テクタイト ショットナビ インフィニティタッチ 2024年8月
VoiceCaddie ボイスキャディ T11 PRO 2024年9月

3点間距離表示

3点間距離表示機能は、現在地とレイアップ地点とグリーンの3点間の距離を案内する機能です。

レイアップ地点を決めれば、現在地からレイアップ地点までの距離と、レイアップ地点からグリーンまでの距離の2つを案内します。

例えば・・・

  • ティーショットを曲げて、2打目をフェアウェイに戻したいが何ヤード打てば良いか?すると残りは何ヤードになる?
  • 得意距離の100ヤードを残してレイアップしたい

といったシチュエーションには非常に役に立ちます

3点間距離表示についてはこちらの記事を参考に

アクティブエッジ

グリーンエッジ(フロント・バック)のポイントをプレイヤーの位置にあわせて計測してくれる機能です。

アクティブエッジの例

従来ですとフロントエッジのポイントはFで固定。グリーン正面からのアプローチならこれでも良いのですが、例えば画像のようにグリーン横からアプローチする場合。
「エッジまで何ヤード?」とナビを見ると現在位置からFの距離を案内していました。

これでは意味がないということで、現在地から正対するフロントエッジ(F')をポイントとして計測します。これがアクティブエッジです。

グリーンビュー画面にラインで表示したり、グリーン全体がプレイヤーに正対するように回転して表示するものなど各モデルによって様々です。

アクティブエッジの記事を参考に

グリーンアンジュレーション

コースの高低差を計測するのと同様にグリーンのアンジュレーションを表示するナビも登場してきました。

日本では2019年に登場したグリーンオンの『THE GOLF WATCH A1-II』が最初だったように思います。

当サイトで紹介したGPSゴルフナビに限ってのことですが、2022年では12モデル中2モデルにしか搭載されていませんでしたが、2023年では10モデル中9モデルに搭載されてきました。今後もグリーンアンジュレーション表示は多くのモデルに搭載されていくと思います

THE GOLF WATCH A1-II
ボイスキャディT9
ボイスキャディA2
ザ・ゴルフウォッチA1-Ⅲ
ゴルフバディ aim W12
ガーミン S62

ボイスキャディT9においては、色分けしたアンジュレーションの強弱がわかる矢印も表示しています。

ガーミンのS62もサブスクの会員登録をするとグリーンアンジュレーション表示が可能になるようです。

グリーンアンジュレーションについてはこちらの記事も参考に

オートチェンジビュー

プレイヤーの位置によって自動で画面が切り替わる機能です。

① ティーグランドではコース全体を表示
② セカンド地点ではグリーンまでをズームアップ
③ グリーンまわりではグリーンビュー画面へ
④ グリーン上ではパットビュー画面へ(ボイスキャディT-Ultraの場合)

コース内のプレイヤーの位置をナビが判断し自動で画面がを切り替わるので、ナビ操作の煩わしさを感じずにプレーに集中できます。

オートチェンジビューについてはこちらの記事を参考に

いらない機能は?

欲しい機能とは逆に、必要がないと思える機能もあります。

まず、歩数計やカロリー消費などのライフログ機能

ランニングやバイクなど、運動量や消費カロリーなど、ゴルフ以外でもスマートウォッチのように使える機能ですが、普段スマートウォッチを使っている人なら全く必要のない機能。この分のメモリを他の機能に使ってほしいかなと。

あとは、スコアカード機能もいらないかな。

スコアはカードに書いた方が断然早いしプレーログを残したいなら後でスコアカードを見て作れば良いと思うけど。

ま、これは本当に個人的な感想です。ゴルフプレーに使う機能以外は必要ないと思っていますから。

逆に上記の機能が必要な人もいると思いますので、そこは搭載機能を確認して自分にあった機能を搭載したナビを使えば良いと思います。

これから欲しい機能

いまのところGPSゴルフナビに『あったら良いな』と思う機能は3つ

  • Aiでのアドバイス機能
  • ボールサーチング機能
  • パッティングライン表示

いまやGPSゴルフナビが、距離はもちろんのこと、コースの高低差やグリーンアンジュレーション、更にプレイヤーの飛距離までも把握できます。ならば、その状況に応じてAiがマネージメントをするといったことも可能ではないかと。

例えばロングホールのセカンドでグリーンを狙うかレイアップするかといった場面。
距離やハザードの状況、プレイヤーの飛距離などを考慮してAiが適切なアドバイスをするといった感じですね。学習機能を搭載すれば結構簡単にできるのではと思うのですが。

二つ目はボールサーチ機能ですね。

なにかボールにセンサーのような物をつけてナビの画面に常にボール位置が表示されるような。

アマチュアの場合、一日のラウンド中にボール探しに費やす時間は結構多いと思いませんか。
ボールに何かしらのセンサー、オンネームとかラインに使う塗料にセンサーを含ませたり・・?

要するにボールの位置をナビでわかるような機能ですね。これがあるとかなりプレー時間が短縮されるはずです。

もう一つはパッティングライン表示。

ボイスキャディのT-UltraやT9、ショットナビ Evolve PRO Touchなど、グリーンアンジュレーション表示に加え、パッティングの距離も計測するパットビュー機能が出来るのですからアンジュレーション計測機能からパッティングラインも表示できるのでは?と素人考えで思います。でも、難しいのでしょうかね?

これからもGPSゴルフナビはどんどん進化していくと思います。次はどんな機能が搭載されてくるのか楽しみでもあります。

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