3点間距離表示ができる腕時計型GPSゴルフナビ

2024年8月現在、GPSゴルフナビで、3点間距離表示機能が搭載されている機種の一覧です。（2023年以降の発売で現在でも購入可能なモデル）

腕時計型のGPSゴルフナビで3点間距離表示機能が搭載されているのは、テクタイト「ショットナビ」シリーズの8モデルとガーミンのS70、ボイスキャディのA3、T-Ultra、T11 PROの3モデル。

スマホタイプではユピテルのユピテルのYGN7100 に搭載されています。

3点間距離表示とは？

3点間距離表示というのは、現地点とレイアップ地点の距離と、レイアップ地点とグリーンまでの距離の２つを同時に表示する機能です。

例えば、ティーショットを左右に曲げて林の中、あるいは隣のホールからのセカンドという時。
直接は狙えないから、とりあえずフェアウェイに出して3打目勝負という場面。

画像でいえば（A)の位置からフェアウェイに置きたい位置（B)を決めれば、そこまでの距離と、そこからグリーンまでの距離の2つを同時に計測してくれます。

ドッグレッグホールなどにも使える機能です。

僕個人としては、この機能は絶対欲しい機能だと思います

ショットナビのタッチパネルでは無いモデルは「フェアウェイナビ」といって任意の位置にナビ本体をむけてボタン操作で計測する方法をとっています。
2014年発売の『ショットナビ　W1-FW』が「世界初！フェアウェイナビ搭載機種」と記載していたので、この機種が最初なのでしょう。

ショットナビインフィニティ、ショットナビクレスト2、ショットナビエボルブ α、ショットナビエボルブ SEなども同様な方法で計測します。

タッチパネル搭載の『ショットナビエボルブプロタッチ』や『ショットナビ AIR EX』『ショットナビエクシード』『ショットナビインフィニティタッチ』では画面上をタッチすることで3点間の距離を表示します。

ボイスキャディ・ガーミン・ユピテルなどのモデルは、本体がタッチパネルになっており、レイアップ地点を画面のタップで決められます。
操作的には一番簡単ですが、腕時計の小さな画面で任意の位置をタップするのですから「バンカー手前５ヤード地点」のような細かな位置をタップするのは難しいです。

ボイスキャディ T11 PROではタップした地点までの距離（220y）とそこからピンまでの距離（146y）を同時表示し、タップした地点に打つ「推奨クラブ」を表示

左右のラフや隣ホールからフェアウェイに戻すといった場面は結構ありますし、ロングホールなどで「残り〇〇ヤード残してレイアップしたい」など、多くのシチュエーションで活躍します