2023年12月にボイスキャディから弾道測定器『スイングキャディ SC4』が販売されました。前モデルのsc300iから約2年ぶりのモデルチェンジとなります。
前モデルとの違いは?
前モデルとなるSC300iから大きく変わった点は、測定項目が増えたこと。
従来の「飛距離」「スイングスピード」「打ち出し角度」「ボールスピード」「最高到達点」「ミート率」の6項目測定にくわえ、SC4では新たに「バックスピン量」と左右の「打ち出し方向」の計測が加わりました。
画面の表示項目も増えて、表示文字も小さくなったようにも思えますが、実際に打席後方1.5mに置いたときの見え方がこのようになります。
前モデルのsc300iに比べ、表示文字が小さくなったようですが、それでも打席から見てもしっかり数値が確認できる画面になっています。
外観
本体も見た目以上にスマートな外観となっていて、リモコンもかなりミニマムサイズになりました
とりわけ良いのが、リモコン収納ができたこと。
スタンドとなる背面を開くとリモコンがマグネットで収まるようになっています。
これ、些細な事だけど、従来だと練習場に持っていくにしても、本体とリモコンを持っていかなければならないのを、SC4では本体だけを持っていけばよいということ。リモコンが無くとも本体のボタン操作が可能ですが、やっぱりリモコン収納はいいです
このようなボールの後方に置くタイプの弾道測定器だと、クラブ変更やモード切替などを行う際、しゃがんだり立ったりと、高齢の方には結構つらいこともあります。リモコンで打席から立ったまま操作できる点は非常に楽です。
アプリと連携
計測項目が増えたことに加え、SC4では専用アプリの機能が各段に進化しました。
本体だけでも計測は可能ですが、アプリと連携することで、ショットデータの保存やスイングの録画、各種データ管理などが可能となります。接続はBluetoothで簡単に行えるので、絶対おすすめです。
パッケージ内容
基本パッケージは、本体とリモコン、マニュアルとCタイプのUSBケーブル。
別売りでハードケースがあります。
ケースを開いて右に本体とカバー。左にはポケットがありスマホやタオルやティッシュなどの小物を収納できます。画像にある、黒い下敷きのようなパネルが単なるカバーかと思っていたのですが、これが結構なすぐれもの。使い方は別の記事で紹介します。
スイングキャディ SC4の特徴
このような個人でも使えるパーソナルな弾道測定器というのは、いくつかあるのですが、スペックや機能、価格などをみると、なかなか御眼鏡にかなうモノが無いかと思います。
機能が足りなかったり、スマホを必要としたり、アプリを使用するには別料金がかかったり、本体自体が高額だったりとか・・・
スイングキャディ SC4の特徴といえば以下が挙げられます
- 本体のみで計測が可能
- リモコン操作(本体のボタンでも可)
- 多彩な測定モード
- ショットの計測と同時に動画撮影が可能
- アプリの連携が無料
- 必要な計測項目がそろっている
- ショットデータの蓄積や観覧が可能
- ショットデータをダウンロードして統計解析が可能
- 完全買い切りで別課金無し
いろいろな弾道測定器のカタログや仕様書を見てみると、以外にもSC4のような特徴をもったモデルというのはなかなか見つからないかと思います。
とりわけ、PCのオフィスソフトやAI、さまざまなソフトがサブスク制になっているなか、完全買い切り制というのはうれしいところです。
公式サイトではレンタルやキャンペーンも行っているようですから、興味ある方はためしてみてはいかがでしょう。